「天穂のサクナヒメ」の米づくり“収穫期”の作業

「天穂のサクナヒメ」の米づくり“収穫期”の作業

2020年11月12日に発売されたゲームソフト「天穂のサクナヒメ」は、本格的な日本古来の米づくりを再現していることで話題になっています。

 

米づくりの工程は、「田植期」「育成期」「収穫期」の3つに分けられますが、今回は、収穫期について詳しく解説します。なお、Nintendo Switch版とPlayStation4版が発売されましたが、ここでは、PlayStation4版での操作で紹介していきます。

 

・稲刈り

 

収穫期の秋になったら、実った稲をカマを使って刈り取ります。サクナヒメの中心としてサークルが現れ、稲がそのサークルの中に入ると光輝き、「□ボタン」を押すと刈り取れます。1度ボタンを押せば、広い範囲の稲を刈り取れるので、それほど手間はかからないでしょう。

 

・稲架掛け

 

刈り取った稲は、天日干しで適度に乾燥させる「稲架掛け」の作業を行うことで、より美味しいお米になります。刈り取った稲の前で「〇ボタン」を押すと稲を抱えられ、田んぼに設置してある木材の前でもう一度「〇ボタン」を押すことで、稲架掛けすることができます。稲の乾燥具合は、サクナヒメが教えてくれます。

 

・脱穀

 

籾をひたすら外していく作業です。画面表示に従い方向キーと「□ボタン」を使って、単純な操作を繰り返します。農技を習得すると、効率よく脱穀作業が進められるようになります。

 

・籾摺り

 

木臼などを使用して籾殻を除去して精米する作業です。方向キーと上・下のボタンを交互に操作することで、稲の殻が取り除かれていきます。

 

籾摺りを行うほど精米されますが、玄米に近いほど食材にした時の栄養価が高く、白米に近いほど米の質が良くなりサクナヒメの成長効果も上がります。そのため、状況に合わせて精米の程度を調整する必要があります。

 

このように、天穂のサクナヒメの米づくりは、「お米を美味しく食べるためにはこんなにも苦労するのか」と農業の大変さを実感するほどのこだわりです。ただ、ゲームの操作は単純な動作が多いですし、難しくてできない、ということはありません。また、サクナヒメと一緒に暮らす「田右衛門」が作業のヒントをくれたり、他の仲間たちに任せたりすることもできます。

 

新米が完成すると、サクナヒメと仲間たちの食材となり、サクナヒメのステータスの向上にもつながります。肉系や野菜は、家の周辺や探索で採取することができます。集めた食材の管理や料理の献立は、料理上手な「ミルテ」が行います。

 

食事は、主食や汁、菜などの種類があり、食事の時に並ぶ料理が多くなると、サクナヒメの能力も上昇します。料理が少ないと、みんなで食べる夕餉が寂しいことになります。食材を多く集めることができれば、いろんな献立を考えられるようになり、日持ちの良い保存食も作れるようになります。