「天穂のサクナヒメ」の害虫対策
「天穂のサクナヒメ」で米づくりをしていると、害虫や雑草などによって、米の品質に悪い影響を与えることがあります。
虫や雑草、植物病は稲にさまざまな影響を与えます。虫には、雑草や病気の原因となる“害虫”と、それらを予防する“益虫”がいます。「天穂のサクナヒメ」でも、益虫を手に入れることで、害虫によるトラブルを抑えることができます。
今回は、害虫による影響や対策方法、益虫の効果や入手方法などについて紹介します。
・益虫の入手方法や効果
「蜘蛛」「田螺」「蛙」などが益虫で、田んぼの周辺や建物の中で入手できます。蜘蛛は母屋の寝室や納屋に現れることもあり、田螺は滝の近くで、蛙は母屋の裏口付近に現れることもあります。益虫が発生している時は「!」のマークで知らせてくれるので、くまなく探しましょう。
これらの益虫を入手して田んぼに放つと、稲を害虫や病気から守ってくれます。益虫を使うか使わないかでは、稲への影響に大きな差が生じるので、益虫を多く集めておきましょう。
・害虫が発生する原因と稲に及ぼす影響
害虫は、雑草が生えていても放置したり、肥料に肉類や魚などの生物を入れて防虫値がマイナスになったりした場合に発生しやすくなります。常に、雑草を抜いたり、防虫対策をしっかり行っていれば、発生を抑えることができます。
害虫が発生すると、稲を傷つけるなどして収穫量を減らしたり、病気にかかったりしてしまいます。特に、収穫量はサクナヒメの「命」の向上に重要な数値なので、害虫対策は手を抜かずにしっかり行いましょう。
・害虫対策の方法
害虫を防ぐ対策を紹介します。
〇雑草を抜く
雑草を抜く作業は、害虫を防ぐだけでなく、稲に土からの養分を十分に行き渡らせるためにも大切なことです。雑草を抜かずに放置してしまうと、稲の養分が吸われてしまい十分に育たたなくなるので注意しましょう。
〇妙薬や塩を使う
肥料に「秀日の妙薬」や「塩」を混ぜると防虫力を上げることができるので、害虫対策にはなります。ただし、塩を投入しすぎると、「塩害」が発生することがあり、稲が枯れてしまう恐れもあります。そのため、塩を混ぜる場合は、「清水」などの毒性を抑える効果のある素材も合わせましょう。
〇合鴨を田んぼに放つ
「合鴨」を入手できれば、合鴨農法で害虫対策できます。ただし、秋頃まで合鴨を放っていると、合鴨が成長して稲を食べてしまうので、稲が出は始める頃までにしておきましょう。